重要: 業務用エアコンのエラーコードは、故障の可能性を示唆するものです。ご自身で対応される場合は、必ずエアコンの電源を切り、安全に十分注意してください。不安な場合は、専門業者への依頼をおすすめします。
三菱重工製業務用エアコンでエラーコードE9が表示された場合、これはドレン排出不良を示しています。つまり、エアコン内部で発生した結露水がうまく排出されず、何らかの原因で滞留している状態です。この状態を放置すると、エアコンの性能低下や水漏れ、最悪の場合は故障につながる可能性があります。
まずはご自身でできる範囲で、以下の点を確認・対処してみてください。
ご自身でできる確認・対処方法
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ドレンホースの確認:
- ドレンホースが折れ曲がったり、潰れたりしていないか確認してください。もし、そのような箇所があれば、修正してください。
- ドレンホースの出口が水に浸かっていないか確認してください。水に浸かっていると、排水が阻害されます。
- ドレンホースの出口にゴミや泥などが詰まっていないか確認してください。詰まっている場合は、取り除いてください。
- ドレンホースが適切な勾配で設置されているか確認してください。水平に近い状態だと、排水がスムーズに行われません。
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ドレンパンの確認:
- ドレンパン(エアコン内部の結露水を受ける皿)にゴミや汚れが溜まっていないか確認してください。溜まっている場合は、掃除機などで吸い取るか、水で洗い流してください。(※感電の恐れがあるため、必ず電源を切ってから行ってください。)
- ドレンパンに藻が発生していないか確認してください。藻が発生している場合は、市販のエアコン洗浄スプレーなどで除去してください。
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ドレンポンプの確認 (ドレンポンプアップキット設置の場合):
- ドレンポンプが正常に動作しているか確認してください。動作音がしない、または異音がする場合は、故障の可能性があります。
- ドレンポンプの排水ホースが詰まっていないか確認してください。
- ドレンポンプのフロートスイッチが正常に動作しているか確認してください。
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エアフィルターの清掃:
- エアフィルターが汚れていると、エアコンの冷却能力が低下し、結露が発生しやすくなります。定期的にエアフィルターを清掃してください。
対処法まとめ: 上記の確認・対処を行うことで、ドレン排出不良が解消される場合があります。特にドレンホースの詰まりは、比較的簡単に解決できることが多いです。
修理が必要な場合の判断基準
上記の対処法を試してもエラーコードE9が解消されない場合、以下の原因が考えられます。
- ドレンポンプの故障
- ドレンパンの破損
- エアコン本体内部の詰まり
- 制御基板の故障
これらの原因は、専門的な知識や技術、専用の工具が必要となるため、ご自身での修理は困難です。無理に修理しようとすると、エアコンをさらに破損させてしまう可能性があります。
以下の場合は、速やかに専門業者に修理を依頼してください。
- 上記の対処法を試してもエラーコードE9が解消されない場合
- ドレンポンプから異音がする場合
- エアコン本体から水漏れがひどい場合
- エアコンの動作に異常がある場合(異音、異臭など)
修理を依頼する際は、エラーコードE9が表示されていること、および試した対処法を業者に伝えることで、スムーズな対応が期待できます。
安全のため、ご自身での対応が難しいと感じたら、迷わず専門業者にご相談ください。

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