重要: 業務用エアコンの修理は、電気工事士の資格が必要な場合があります。ご自身での作業に不安がある場合は、必ず専門業者にご依頼ください。また、作業を行う際は必ず電源を切り、安全を確保してください。
三菱重工製業務用エアコンのエラーコードE40は、高圧異常を意味します。エアコンの冷媒圧力が異常に高くなっている状態を示しており、放置すると故障の原因となります。
まずは、ご自身で以下の点検を行い、状況を確認してみてください。
高圧異常の原因と対処法(セルフチェック)
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室外機の周囲の確認:
- 室外機の吹き出し口が障害物(植物、ゴミ、雪など)で塞がれていないか確認してください。
- 室外機の周辺に十分なスペースがあるか確認してください。風通しが悪いと高圧になりやすいです。
- 障害物を取り除き、風通しを良くすることで改善する場合があります。
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室外機のフィン(放熱板)の清掃:
- 室外機のフィンが埃や汚れで詰まっていると、放熱効率が低下し、高圧になります。
- 柔らかいブラシや掃除機で優しく埃を取り除いてください。高圧洗浄機はフィンを傷める可能性があるので避けてください。
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フィルターの清掃:
- 室内機のフィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなり、結果的に室外機の負担が増え、高圧になることがあります。
- フィルターを取り外し、掃除機で埃を吸い取るか、水洗いしてください。
- 完全に乾燥させてから元に戻してください。
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運転モードの確認:
- 暖房運転時に高圧異常が発生しやすい傾向があります。
- 冷房運転に切り替えて、しばらく様子を見てください。
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冷媒ガスの過充填:
- 過去に冷媒ガスを補充した場合、過充填になっている可能性があります。
- これは専門業者に依頼して調整してもらう必要があります。
対処法まとめ: 上記のセルフチェックを行い、該当する項目があれば改善してください。清掃後や障害物を取り除いた後、エアコンの電源を入れ直して、エラーが解消されるか確認してください。
修理が必要な場合の判断基準
上記のセルフチェックを行ってもエラーが解消されない場合は、以下の原因が考えられ、専門業者による修理が必要です。
- 冷媒ガスの不足または過多: ガス漏れや過充填が考えられます。
- 圧縮機の故障: 圧縮機自体が故障している可能性があります。
- ファンモーターの故障: 室外機のファンが正常に回転していない可能性があります。
- 圧力センサーの故障: 圧力センサーが誤った値を検知している可能性があります。
- 基板の故障: エアコンの制御基板が故障している可能性があります。
- 配管の詰まり: 冷媒配管が詰まっている可能性があります。
これらの原因は、専門的な知識や技術、専用の工具が必要となるため、ご自身での修理は困難です。無理に修理しようとすると、さらに故障を悪化させる可能性があります。
専門業者への依頼
エラーコードE40が解消されない場合は、三菱重工のサービスセンターまたは、信頼できるエアコン修理業者に連絡して、点検・修理を依頼してください。
業者に依頼する際に伝えるべき情報:
- エアコンのメーカー名と型番
- エラーコード(E40)
- エラーが発生した状況
- セルフチェックで行った内容
これらの情報を伝えることで、業者はスムーズに状況を把握し、適切な対応を行うことができます。
最後に: 業務用エアコンは精密機器です。安全のため、ご自身で判断せずに、専門業者に相談することを強く推奨します。

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