注意点: 業務用エアコンの修理は専門知識を必要とする場合があります。ご自身で作業を行う際は、必ず取扱説明書をよく読み、安全に十分注意してください。不安な場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。
日立 業務用エアコン エラーコード02について
エラーコード02は、室外機の保護装置が作動し、エアコンが停止していることを示しています。特に今回は、高圧カット(冷媒回路内の圧力が異常に高くなったために安全装置が作動)が原因で、さらに原因コードが09, 41, 42 以外の場合について解説します。今回は原因コードが41の場合(高圧遮断装置の作動)について解説します。
エラーコード02 (原因コード41): 高圧遮断装置の作動
これは、冷媒回路内の圧力が異常に高くなったことを意味します。原因はいくつか考えられますが、まずはご自身でできる範囲で以下の点を確認してみましょう。
自分でできる確認と対処
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室外機の周囲の確認:
- 室外機周辺に物が置かれていないか確認してください。風通しが悪くなると、熱交換がうまくいかず、高圧になることがあります。
- 室外機の吹き出し口や吸い込み口が、落ち葉やゴミなどで塞がれていないか確認してください。
- 積雪が多い地域では、室外機が雪に埋もれていないか確認してください。
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室外機の清掃:
- 室外機のフィン(金属製の薄い板状の部分)にホコリや汚れが付着している場合は、柔らかいブラシや掃除機で丁寧に清掃してください。
- 高圧洗浄機を使用する場合は、フィンを傷つけないように注意し、直接噴射するのは避けてください。
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フィルターの清掃:
- 室内機のフィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなり、室外機の負荷が増加し、高圧になることがあります。フィルターを定期的に清掃してください。
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運転状況の確認:
- エアコンを最大能力で長時間運転していませんか? 負荷を減らすために、設定温度を見直したり、運転時間を調整したりしてみてください。
- 複数の室内機を同時に運転している場合、一部の室内機を停止して負荷を軽減してみてください。
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電源の入れ直し:
- 上記を確認・清掃後、一度エアコンの電源を切り、数分後に再度電源を入れてみてください。これにより、エラーがリセットされる場合があります。
対処法まとめ:
- 室外機周辺の障害物を取り除く
- 室外機のフィンとフィルターを清掃する
- エアコンの負荷を軽減する(設定温度の見直し、運転時間の調整)
- 電源を入れ直す
修理が必要な場合
上記を試してもエラーが解消されない場合は、以下の原因が考えられ、専門業者による修理が必要です。
- 冷媒ガス不足/過多: 冷媒ガスが漏れている、または過剰に充填されている可能性があります。
- 圧縮機の故障: 圧縮機が正常に動作していない可能性があります。
- 高圧スイッチの故障: 高圧を検知するスイッチが故障している可能性があります。
- 室外機のファンモーターの故障: 室外機のファンが正常に回転していない可能性があります。
- 配管の詰まり: 冷媒回路内に詰まりが発生している可能性があります。
- 電子部品の故障: 制御基板などの電子部品が故障している可能性があります。
修理が必要なケース:
- 上記の手順を試してもエラーが解消されない場合
- 室外機から異音がする場合
- エアコンの冷暖房能力が著しく低下している場合
これらの症状が見られる場合は、速やかに専門業者に連絡し、点検・修理を依頼してください。無理に運転を続けると、故障が悪化する可能性があります。
修理を依頼する際は、エラーコード(02)と原因コード(41)を業者に伝え、状況を詳しく説明してください。これにより、スムーズな対応が可能になります。

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