【日立(業務用エアコン)】エラーコード「08」の原因と対処法(圧縮機上部温度過昇または吐出ガス温度過昇)

エラーコード08について: 日立製業務用エアコンでエラーコード08が表示された場合、圧縮機(コンプレッサー)上部の温度が異常に上昇しているか、吐出ガスの温度が過剰に高くなっていることを示します。この状態は、エアコンの心臓部である圧縮機に深刻なダメージを与える可能性があるため、早急な対応が必要です。

エラーコード08の原因はいくつか考えられます。まずはご自身で確認できる範囲で、以下の項目をチェックしてみましょう。

ご自身で確認できること

  • 室内ファンの確認(壁掛け1型のみ):

    壁掛け1型のエアコンをご利用の場合、室内ファンが正常に動作しているか確認してください。ファンが停止していると、圧縮機が過熱する原因となります。ファンが回っていない場合は、電源ケーブルの抜けや、ファンの故障が考えられます。

  • 室外機の確認:

    室外機周辺に物が置かれていないか確認してください。室外機の吸込口や吹出口が塞がれていると、放熱がうまくいかず、圧縮機の温度が上昇する可能性があります。障害物を取り除き、風通しを良くしてください。

  • フィルターの清掃:

    室内機のフィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなり、冷却効率が低下します。定期的にフィルターを清掃することで、圧縮機の負担を軽減できます。フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取るか、水洗いしてください。完全に乾かしてから取り付けてください。

専門業者による点検・修理が必要なケース

上記を確認してもエラーが解消されない場合は、以下の原因が考えられ、専門業者による点検・修理が必要となります。

  • 冷媒不足、抜け:

    冷媒ガスが不足している場合、圧縮機が過剰に稼働し、温度が上昇します。冷媒漏れがないか、専門業者に点検してもらい、必要に応じて冷媒を補充してもらう必要があります。

  • 電子膨張弁の不具合:

    電子膨張弁が全閉ロックしていたり、コネクタが外れていると、冷媒の流れが制御できなくなり、圧縮機の温度が上昇します。電子膨張弁の点検、修理、または交換が必要です。

  • 基板の故障:

    エアコンの制御基板が故障している場合、圧縮機の制御が正常に行われず、温度が異常に上昇する可能性があります。基板の修理または交換が必要です。

  • 圧縮機上部サーミスタの故障、取付不良:

    圧縮機上部の温度を検知するサーミスタが故障しているか、正しく取り付けられていない場合、誤った温度情報を基板に送り、エラーが発生する可能性があります。サーミスタの点検、交換、または再取り付けが必要です。

  • 冷媒、電気配線系統のアンマッチ:

    誤った冷媒が使用されていたり、電気配線系統がエアコンの仕様と合っていない場合、正常な運転ができず、圧縮機の温度が上昇する可能性があります。専門業者による確認が必要です。

  • 冷媒配管の詰まり:

    冷媒配管が詰まっていると、冷媒の流れが悪くなり、圧縮機の温度が上昇します。配管の詰まりを取り除く必要があります。

  • 圧縮機自体の故障:

    圧縮機自体が故障している場合、修理は困難であり、交換が必要となる可能性が高いです。

対処法:

ご自身でできる範囲の確認を行い、改善が見られない場合は、速やかに専門業者に連絡し、点検・修理を依頼してください。エラーコード08は、放置すると圧縮機が完全に故障し、高額な修理費用が発生する可能性があります。早めの対応が重要です。

修理業者への依頼について: 修理業者を選ぶ際には、日立の業務用エアコンの修理実績が豊富な業者を選びましょう。また、見積もりを複数社から取り、料金やサービス内容を比較検討することをおすすめします。

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