注意点: 業務用エアコンの修理は、感電や冷媒漏洩の危険が伴います。ご自身で作業を行う場合は、必ず電源を切り、安全に十分注意してください。自信がない場合は、専門業者に依頼することを強く推奨します。
日立製業務用エアコンでエラーコード29が表示された場合、これは「低圧圧力センサ異常(室外ユニット)」を示しています。これは、室外機内部の冷媒圧力を測定するセンサーが正常に機能していないことを意味します。考えられる原因は以下の通りです。
- 低圧圧力センサの故障: センサー自体が故障している。
- 室外基板の故障: センサーの信号を処理する基板が故障している。
- コネクタ接触不良: センサーと基板を繋ぐコネクタの接触が悪い。
- チェックジョイント不良: 冷媒配管の接続部分(チェックジョイント)に不具合がある。
まずは、ご自身で確認できる範囲からチェックしてみましょう。以下の手順で確認・対処してみてください。
- 室外機の電源を切る: 安全のため、必ずブレーカーを落として電源を切ってください。
- 室外機の周辺環境を確認: 室外機周辺に障害物がないか確認してください。空気の流れが妨げられていると、正常な動作を妨げる可能性があります。
- コネクタの確認:
- 室外機の制御ボックスを開け、低圧圧力センサに繋がるコネクタを目視で確認します。
- コネクタがしっかりと接続されているか確認し、もし緩んでいるようなら、一度抜き差ししてみてください。
- コネクタのピンが折れていたり、腐食していないか確認してください。
- チェックジョイントの確認:
- チェックジョイントに油染みや腐食がないか確認します。
- 異常が見られる場合は、冷媒漏れの可能性がありますので、専門業者に依頼してください。
- 電源を入れ直す: 全ての確認が終わったら、ブレーカーを上げて電源を入れ直してください。
- 運転を再開し、エラーコードが解消されたか確認: しばらく運転し、エラーコード29が再び表示されるか確認してください。
対処法: コネクタの抜き差しや周辺環境の確認でエラーが解消された場合は、一時的な接触不良や環境要因が原因だったと考えられます。
上記の手順を試してもエラーコードが解消されない場合は、以下の可能性が高く、専門業者による修理が必要です。
- 低圧圧力センサの故障: センサー自体の交換が必要です。
- 室外基板の故障: 基板の修理または交換が必要です。
- 冷媒漏れ: チェックジョイント不良などにより冷媒が漏れている場合、漏洩箇所の修理と冷媒の再充填が必要です。
修理が必要な場合の判断基準: 上記の手順で改善が見られない場合、または冷媒漏れの兆候(油染み、異音など)がある場合は、ご自身での修理は困難です。速やかに専門業者にご連絡ください。
修理業者への依頼: 修理を依頼する際は、エラーコードの内容(29:低圧圧力センサ異常)と、既に行った確認作業を業者に伝えることで、スムーズな対応が期待できます。
業務用エアコンは精密機器であり、安全な取り扱いが必要です。ご不明な点や不安な点がある場合は、無理をせず専門業者に相談してください。

コメント