日立製業務用エアコンのエラーコード39は、一定速圧縮機(コンプレッサー)の電流に異常が発生していることを示しています。これは、エアコンの心臓部である圧縮機に何らかの問題が発生している可能性があり、放置すると故障につながる恐れがあります。
注意点:
- エラーコードが表示されたまま運転を続けると、圧縮機が完全に故障する可能性があります。
- 電気系統の作業は感電の危険性があります。自信がない場合は、必ず専門業者にご依頼ください。
- エアコンの電源を切ってから作業してください。
エラーコード39の原因として考えられるのは、主に以下の3点です。
- 圧縮機過電流: 圧縮機自体に負荷がかかりすぎている状態。
- 動力用ヒューズ切れ: 圧縮機に電力を供給するヒューズが切れている状態。
- 電流センサ(CT)故障: 圧縮機の電流を測定するセンサーが故障している状態。
まずは、ご自身でできる範囲で以下の手順をお試しください。
- エアコンの電源を切る: 必ずブレーカーも落としてください。安全のため、数分間置いてから作業を開始してください。
- 室外機の周辺を確認する: 室外機の吹き出し口や吸い込み口が、障害物で塞がれていないか確認してください。ゴミや落ち葉などが詰まっている場合は取り除いてください。
- 動力用ヒューズの確認 (※資格が必要な場合があります):
- 分電盤にあるエアコン専用のブレーカーを確認し、OFFになっている場合はONに戻してください。
- さらに、動力用のヒューズ(ブレーカーとは別に設置されていることが多い)が切れていないか確認してください。切れている場合は新しいヒューズと交換してください。
注意点:ヒューズ交換の際は、必ず同じ容量のヒューズを使用してください。容量が違うヒューズを使用すると、火災の原因となる可能性があります。電気工事士の資格が必要な場合があります。
- エアコンを再起動する: 電源を入れ、運転を再開してエラーコードが消えるか確認してください。
対処法:
- 室外機の周辺の清掃で改善した場合、定期的に清掃を行うようにしましょう。
- ヒューズ交換で改善した場合、ヒューズが切れた原因を特定するために、専門業者に点検を依頼することをおすすめします。
上記の手順を試してもエラーコードが解消されない場合は、以下の原因が考えられます。
- 圧縮機自体の故障: 圧縮機内部の部品が破損している可能性があります。
- 電流センサ(CT)の故障: 電流を正しく測定できていない可能性があります。
- 制御基板の故障: エアコン全体の制御を行う基板が故障している可能性があります。
- 冷媒不足: 冷媒が不足していることで、圧縮機に負荷がかかっている可能性があります。
これらの原因は、専門的な知識や技術、専用の工具が必要となるため、ご自身での修理は困難です。速やかに、日立の修理サービスまたは、信頼できるエアコン修理業者にご連絡ください。
修理が必要な場合の判断基準:
- 上記の手順を試してもエラーコードが解消されない。
- エアコンから異音や異臭がする。
- エアコンの効きが悪い。
エラーコード39は、エアコンの重要な部品である圧縮機の異常を示すサインです。早めの対処で、エアコンの寿命を延ばし、快適な環境を維持しましょう。

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