日立製業務用エアコンのエラーコード48は、エアコンが過負荷運転状態になっていることを示しています。これは、エアコンの心臓部である圧縮機に大きな負担がかかっている状態です。原因としては、冷媒の過多、または圧縮機自体の故障が考えられます。
注意点: エアコンの過負荷運転は、放置すると圧縮機の寿命を縮めるだけでなく、他の部品の故障にもつながる可能性があります。エラーが出たら、早めの対処が必要です。
自分でできる確認と対処
以下の手順で、ご自身でできる範囲の確認と対処を試してみてください。
1. 冷媒過多の疑い(軽度の場合)
冷媒が過多になっている場合、以下の症状が見られることがあります。
- エアコンの効きが悪く、冷えにくい。
- 室外機から異音がする(高圧ガスが漏れるような音)。
- 配管に霜が付着している。
軽度の冷媒過多であれば、以下の方法で改善する可能性があります。
- エアコンの電源を切り、コンセントを抜いてください。 安全のため、必ず電源を切ってから作業してください。
- 室外機周辺の清掃: 室外機の周りに障害物がないか確認し、風通しを良くしてください。特に、吹き出し口や吸い込み口が塞がれていないか確認してください。
- フィルターの清掃: 室内機のフィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなり、エアコンに負担がかかります。フィルターを清掃してください。
- 30分~1時間程度、エアコンを停止させてください。 これにより、システム内の圧力が安定する可能性があります。
- 再度電源を入れ、運転状況を確認してください。 エラーが解消され、正常に運転すれば、一時的な過負荷であった可能性があります。
対処法: 上記の手順で一時的に改善しても、根本的な解決にはなっていない可能性があります。再発するようであれば、専門業者に点検を依頼してください。
2. 圧縮機故障の疑い
圧縮機が故障している場合、以下の症状が見られることがあります。
- エアコンが全く動かない。
- 室外機から異音(ガラガラ音、金属音など)がする。
- ブレーカーが落ちる。
圧縮機の故障は、ご自身で修理することはできません。 以下の手順で、専門業者に修理を依頼してください。
- エアコンの電源を切り、コンセントを抜いてください。
- エラーコード48が表示されていること、および具体的な症状をメモしてください。
- メーカー(日立)の修理窓口、または信頼できるエアコン修理業者に連絡し、修理を依頼してください。
警告: 圧縮機の修理は専門的な知識と技術が必要です。無理に分解したり、修理を試みたりすると、感電や怪我の恐れがあります。必ず専門業者に依頼してください。
修理が必要な場合の判断基準
以下のいずれかに該当する場合は、専門業者に修理を依頼することを強くお勧めします。
- 上記の手順を試しても、エラーコード48が解消されない。
- 室外機から異音がする。
- エアコンの効きが極端に悪い。
- 冷媒漏れの疑いがある。
- エアコンの運転中に、焦げ臭いにおいがする。
- 自分で対処することに不安がある。
業務用エアコンは、家庭用エアコンよりも複雑な構造をしています。安全のためにも、専門業者による点検・修理をお勧めします。

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