注意点: 業務用エアコンの修理は、電気工事士の資格が必要な場合があります。感電の危険性もあるため、ご自身での作業に不安がある場合は、必ず専門業者にご依頼ください。
日立製業務用エアコンでエラーコード「5b」が表示された場合、これは「ファンコントローラー過電流保護作動(1)」を意味します。簡単に言うと、ファンモーターに過剰な電流が流れて保護機能が作動している状態です。原因として、以下の3点が考えられます。
- ファンモーターの故障:ファンモーター自体が寿命や故障により、正常に回転できなくなっている。
- 熱交換器のつまり:熱交換器(室内機または室外機)がホコリや汚れで詰まり、ファンの回転に負荷がかかっている。
- ファンコントローラーの故障:ファンモーターを制御する基板(ファンコントローラー)が故障している。
自分でできる確認と対処
まずは、ご自身で以下の点を確認してみてください。
1. エアコンの電源を切り、再起動
一時的なエラーである可能性もあります。エアコンの電源を完全に切り(ブレーカーを落とすのが確実です)、数分待ってから再度電源を入れて運転を試してみてください。
2. 熱交換器の清掃
熱交換器のつまりが原因の場合、清掃で改善することがあります。以下の手順で行ってください。
- 安全確保: 必ずエアコンの電源を切り、コンセントを抜いてください。
- 室内機の清掃: フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取ります。必要であれば、水洗いも可能です。熱交換器にホコリが溜まっている場合は、柔らかいブラシや掃除機で優しく清掃してください。
- 室外機の清掃: 室外機周りに物を置かないようにし、熱交換器に付着したホコリやゴミを取り除きます。高圧洗浄機を使用する場合は、フィンを傷つけないように注意してください。
3. ファンモーターの目視確認
エアコンの電源を切った状態で、ファンモーターがスムーズに回転するか確認します。(※注意:感電の危険性があるため、絶対に電源を入れた状態で行わないでください。)
- 室内機の場合: フィルターを取り外した状態から、ファンを手で回してみてください。引っかかりや異音がないか確認します。
- 室外機の場合: 室外機のカバーを取り外し(※危険な場合は無理に行わないでください)、ファンを手で回してみてください。同様に、引っかかりや異音がないか確認します。
対処法: 熱交換器の清掃後、またはファンモーターの目視確認で異常が見られなかった場合は、再度エアコンを運転してエラーコードが表示されるか確認してください。
修理が必要な場合の判断基準
上記の手順を試してもエラーコードが解消されない場合、以下のケースに該当する場合は、専門業者への修理依頼が必要です。
- ファンモーターの回転に異常がある場合:引っかかり、異音、回転しないなど。
- ファンコントローラーの故障が疑われる場合:清掃やファンモーターの確認をしてもエラーが解消されない。
- 自分で分解・修理することに不安がある場合:無理に作業を行うと、故障を悪化させる可能性があります。
修理を依頼する際は、エラーコード「5b」が出ていること、試した対処法などを詳しく伝えるようにしましょう。これにより、修理業者はスムーズに原因を特定し、適切な対応を行うことができます。
業務用エアコンは精密機器であり、専門的な知識と技術が必要です。安全のためにも、ご自身での修理は避け、信頼できる専門業者にご依頼ください。

コメント