ノーリツのガスコンロでエラーコード「12」が表示された場合、それは途中失火または立ち消えが発生していることを意味します。これは、調理中に火が消えてしまったり、点火後にすぐに火が消えてしまう状態です。そのまま放置すると、ガス漏れや不完全燃焼による一酸化炭素中毒の危険性もありますので、速やかに対処が必要です。
考えられる原因
- フレームロッドの汚れまたは故障: フレームロッドは、火炎を検知するセンサーです。汚れが付着したり、故障すると、火炎を正しく検知できず、安全装置が作動してガスを遮断します。
- 点火プラグの汚れまたは故障: 点火プラグは、ガスに点火するための火花を発生させる部品です。汚れていたり、故障していると、正常に点火できず、立ち消えの原因となります。
- ガス供給の不安定: ガスの供給量が不足している場合、火力が安定せず、途中で火が消えてしまうことがあります。ガス栓が完全に開いているか、ガスメーターが正常に作動しているか確認が必要です。
- バーナーキャップのずれや詰まり: バーナーキャップがずれていたり、目詰まりしていると、ガスが均等に供給されず、部分的に火が消えやすくなります。
- 排気口の詰まり: ガスコンロの排気口が詰まっていると、燃焼に必要な酸素が不足し、不完全燃焼や立ち消えの原因となります。
- 基板の故障: ガスコンロ全体の制御を行っている基板が故障すると、点火や燃焼制御が正常に行われず、エラーコードが表示されることがあります。
- 給排気設備の不具合: 換気が不十分な場合、特に気密性の高い住宅では、酸素不足により不完全燃焼を起こしやすくなります。
自分で試せる対処法
- 電源のリセット: ガスコンロの電源プラグをコンセントから抜き、1〜2分待ってから再度差し込んでください。これにより、一時的なエラーが解消されることがあります。※注意:感電に注意してください。濡れた手で触らないでください。
- ガス栓の確認: ガス栓が全開になっているか確認してください。閉まっている場合は全開にしてください。※注意:ガス栓を無理に回さないでください。固い場合は業者に依頼してください。
- バーナーキャップの清掃と取り付け確認: バーナーキャップを取り外し、歯ブラシなどで汚れを落としてください。取り付けの際は、正しい位置に確実にセットしてください。※注意:バーナーキャップが熱い場合は冷めてから作業してください。
- フレームロッドの清掃: フレームロッドを乾いた布で丁寧に拭いてください。油汚れなどが付着している場合は、中性洗剤を薄めたもので拭き、その後水拭きしてください。※注意:フレームロッドはデリケートな部品なので、力を入れすぎないでください。
- 排気口の確認: 排気口にゴミやホコリが詰まっていないか確認してください。掃除機などで吸い取ると効果的です。※注意:排気口の奥に物を落とさないように注意してください。
- 換気の確認: 窓を開けるなどして、室内の換気を良くしてください。特に気密性の高い住宅では、換気が重要です。※注意:換気扇を使用する場合は、換気扇のフィルターが汚れていないか確認してください。
- 取扱説明書の確認: お手持ちのガスコンロの取扱説明書を再度確認し、エラーコード「12」に関する記述がないか確認してください。メーカーによっては、独自の対処法が記載されている場合があります。
上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合、またはエラーが頻繁に再発する場合は、内部部品の故障が考えられます。異音や異臭がする場合も同様です。また、ガスコンロの購入から7年以上経過している場合は、安全のためにも修理ではなく交換を検討することをおすすめします。修理費用の目安は、部品交換が必要な場合、1万円〜3万円程度となることが多いです。ただし、基板交換など大掛かりな修理が必要な場合は、さらに高額になる可能性があります。
エラーコード「12」は、ガスコンロの安全に関わる重要なエラーです。放置するとガス漏れや不完全燃焼による事故につながる可能性があります。上記の方法で解決しない場合は、速やかに専門業者に点検・修理を依頼してください。
本記事に記載されている情報は、あくまで一般的な参考情報です。ご自身で作業される場合は、必ず自己責任で行ってください。作業中の事故や機器の破損について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な場合は、必ず専門業者に依頼することを推奨します。特にガス機器の場合は、素人作業は非常に危険ですので絶対に行わないでください。

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