このエラーコード290は、ノーリツのガスコンロにおけるドレン検知作動を示しています。ドレンとは、燃焼時に発生する水蒸気が冷えて液体になったもので、通常はドレン排水機構を通じて適切に排出されます。エラー290が表示されると、コンロの安全機能が働き、運転が停止する場合があります。
考えられる原因
- ドレン排水経路の詰まり: ドレンホースや排水口にゴミや油などが詰まり、排水が滞っている可能性があります。
- ドレンセンサーの故障: ドレンタンク内の水位を検知するセンサーが故障し、誤った信号を送っている可能性があります。
- 基板の故障: ガスコンロの制御基板が故障し、ドレン検知機能を誤作動させている可能性があります。
- ドレンポンプの故障: ドレン水を排出するポンプが故障し、正常に排水できていない可能性があります。特にファンヒーター機能付きのコンロに搭載されている場合があります。
- 排水ホースの凍結: 冬季など、気温が低い環境下では、排水ホースが凍結し、排水が妨げられることがあります。
- コンロの傾き: コンロが水平に設置されていない場合、ドレン水が正常に排水されず、センサーが誤検知する可能性があります。
- センサー配線の断線・接触不良: ドレンセンサーと制御基板を繋ぐ配線が断線、または接触不良を起こしている可能性があります。
自分で試せる対処法
- 電源リセット: ガスコンロの電源プラグをコンセントから抜き、1~2分ほど待ってから再度差し込んでください。これにより、一時的なエラーが解消されることがあります。※注意:感電防止のため、必ず乾いた手で行ってください。
- ドレン排水経路の確認と清掃: ドレンホースや排水口に詰まりがないか目視で確認し、詰まりがある場合は取り除いてください。細いブラシやパイプクリーナーを使用すると効果的です。※注意:排水口に熱湯をかけると、排水ホースが変形する恐れがありますので、ぬるま湯を使用してください。
- ドレンタンクの確認と清掃 (該当する場合): ドレンタンクが設置されている機種では、タンクを取り外し、内部を清掃してください。タンク内にゴミや水垢が溜まっていると、センサーが誤作動する原因となります。※注意:タンクを取り外す際は、水がこぼれないように注意してください。
- 排水ホースの凍結確認 (冬季): 冬季にエラーが発生した場合は、排水ホースが凍結していないか確認してください。凍結している場合は、ぬるま湯をかけるなどして解凍してください。※注意:熱湯を直接かけると、ホースが破損する恐れがあります。
- コンロの水平確認: 水平器を使用して、ガスコンロが水平に設置されているか確認してください。傾いている場合は、脚の高さを調整するなどして水平に設置し直してください。※注意:ガスの配管を無理に動かさないでください。
- 取扱説明書の確認: お手持ちのガスコンロの取扱説明書を確認し、エラーコード290に関する記述がないか確認してください。メーカーによっては、独自の対処法が記載されている場合があります。※注意:取扱説明書を紛失した場合は、メーカーのウェブサイトからダウンロードできる場合があります。
上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合、エラーが頻繁に再発する場合、異音や異臭がする場合は、専門業者に点検・修理を依頼してください。また、ガスコンロの購入から7年以上経過している場合は、部品の劣化が進んでいる可能性があるため、交換も検討することをおすすめします。修理費用の目安は、部品交換が必要な場合、1万円~3万円程度となることが多いです。
エラーコード290は、ドレン排水に関する異常を示しており、放置するとコンロの性能低下や故障につながる可能性があります。早めの対処を心がけ、必要に応じて専門業者に相談することをおすすめします。
本記事に記載されている情報は、あくまで一般的な参考情報です。ご自身で作業される場合は、安全に十分注意し、自己責任で行ってください。作業中の事故や機器の破損について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な場合は、必ず専門業者に依頼してください。特にガス機器の取り扱いには危険が伴いますので、素人作業は推奨しません。

コメント