このエラーコード563は、ノーリツのガスコンロにおいて暖房熱動弁の異常(自動試運転時)を検知したことを意味します。暖房機能が正常に動作しない、または自動試運転が完了しないなどの症状が現れる可能性があります。
考えられる原因
- 暖房熱動弁の故障: 熱動弁自体が物理的に故障している可能性があります。弁の固着や動作不良などが考えられます。
- 制御基板の不具合: ガスコンロ全体の制御を司る基板が、熱動弁の制御信号を正常に送れていない可能性があります。経年劣化や電子部品の故障が原因となることがあります。
- 熱動弁駆動回路の故障: 熱動弁を動かすための駆動回路に異常が発生している可能性があります。トランジスタやリレーなどの部品の故障が考えられます。
- 配線コネクタの接触不良: 熱動弁と制御基板を接続する配線やコネクタが緩んでいたり、腐食していたりする可能性があります。接触不良により信号が正常に伝わらない場合があります。
- センサーの故障: 暖房温度を検知するセンサーが故障し、誤った情報を制御基板に送っている可能性があります。
- 異物の混入: 熱動弁の周辺に異物が混入し、弁の動きを妨げている可能性があります。
- 電圧の不安定: ガスコンロに供給される電圧が不安定な場合、熱動弁の動作に影響を与える可能性があります。
自分で試せる対処法
- 電源のリセット: ガスコンロの電源プラグをコンセントから抜き、1~2分程度待ってから再度差し込んでください。これにより、一時的なエラーが解消されることがあります。※注意:リセット後、再度自動試運転が行われるか確認してください。
- リモコンのリセット: リモコンにリセットボタンがある場合は、それを押してリセットしてください。リモコンの設定が初期化され、エラーが解消される場合があります。※注意:リセット後、再度設定が必要になる場合があります。
- ガス栓の確認: ガスコンロに接続されているガス栓が完全に開いているか確認してください。ガス供給が不十分な場合、正常に動作しないことがあります。※注意:ガス漏れがないか注意しながら確認してください。
- 暖房配管のエア抜き: 暖房配管内に空気が溜まっている場合、暖房効率が低下し、エラーの原因となることがあります。取扱説明書に従ってエア抜きを行ってください。※注意:エア抜きの手順をよく確認してから行ってください。
- 取扱説明書の確認: お手持ちのガスコンロの取扱説明書をよく読み、エラーコード563に関する記述がないか確認してください。具体的な対処法が記載されている場合があります。※注意:型番を確認し、該当する取扱説明書を参照してください。
- 他の暖房機器との干渉確認: 他の暖房機器が同時に使用されている場合、電力不足などでエラーが発生することがあります。他の暖房機器の使用を一時的に停止し、エラーが解消されるか確認してください。※注意:ブレーカーが落ちていないか確認してください。
上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合、またはエラーが頻繁に再発する場合は、専門業者に修理を依頼してください。異音や異臭がする場合は、直ちに使用を中止し、業者に連絡してください。また、ガスコンロの購入から7年以上経過している場合は、修理ではなく交換を検討するのも良いでしょう。修理費用の目安は、部品交換が必要な場合1万円~3万円程度、基板交換が必要な場合は2万円~5万円程度となることが多いです。
エラーコード563は、暖房機能の重要な部分である熱動弁の異常を示しています。放置すると暖房機能が使用できなくなるだけでなく、他の部品への負担も増える可能性があります。早めに対処することで、より大きな故障を防ぐことができます。ご自身での対処が難しい場合は、速やかに専門業者にご相談ください。
本記事に記載されている情報は、あくまで一般的な参考情報です。ガス機器の状態や設置状況によって、原因や対処法は異なる場合があります。ご自身で作業される場合は、安全に十分注意し、自己責任で行ってください。作業中の事故や機器の破損について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な場合は、必ず専門業者に依頼してください。特にガス機器の修理・点検は、専門的な知識と技術が必要であり、素人作業は非常に危険です。

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