ノーリツのガスコンロに表示されるエラーコード「E15」は、暖房回路での多量の漏水を検知したことを意味します。このエラーが表示されると、暖房機能が停止し、お湯が出なくなるなどの影響が出る可能性があります。
考えられる原因
- 暖房配管の破損や腐食:経年劣化や外部からの衝撃により、暖房配管に亀裂が入ったり、腐食が進んだりすることで漏水が発生します。
- 給湯器本体内部の部品の故障:給湯器内部の暖房回路に関連する部品(熱交換器、ポンプ、配管など)の故障により、水漏れが発生する場合があります。
- 暖房端末(ファンヒーター、床暖房など)の故障:暖房端末側の配管や接続部の不具合により、漏水が発生することがあります。特に床暖房の場合は、施工不良や経年劣化による漏水が考えられます。
- 接続部の緩み:給湯器本体と暖房配管、暖房配管と暖房端末の接続部分のネジやパッキンが緩み、そこから水漏れが発生する可能性があります。
- 凍結による配管の破損:寒冷地では、配管内の水が凍結し、膨張することで配管が破裂し、漏水につながることがあります。
- 水圧の異常:給水圧が高すぎる場合、配管や接続部に負荷がかかり、漏水を引き起こすことがあります。
自分で試せる対処法
- 給湯器の電源リセット:
まず、給湯器の電源プラグをコンセントから抜いてください。1~2分ほど待ってから再度差し込み、エラー表示が消えるか確認します。
※注意:電源プラグを抜く際は、濡れた手で行わないでください。 - 暖房配管・接続部の目視確認:
給湯器本体、暖房配管、暖房端末(ファンヒーター、床暖房など)の接続部分を目視で確認し、水漏れがないか確認してください。特に接続部分や配管の継ぎ目に注意してください。
※注意:床暖房の場合は、床下や畳の下など、見えにくい場所も確認が必要です。 - 暖房端末の点検:
ファンヒーターや床暖房などの暖房端末に異常がないか確認します。ファンヒーターの場合は、水漏れがないか、床暖房の場合は、異常な湿気や変色がないかを確認してください。
※注意:床暖房の異常は、専門業者による点検が必要となる場合があります。 - 給水元栓の確認:
給湯器に繋がる給水元栓が完全に開いているか確認してください。元栓が閉まっている場合、暖房回路への水の供給が不足し、エラーが発生することがあります。
※注意:元栓を操作する際は、無理な力を加えないでください。 - 取扱説明書の確認:
お手持ちの給湯器の取扱説明書をよく読み、エラーコード「E15」に関する記述がないか確認してください。メーカーによっては、独自の対処法が記載されている場合があります。
※注意:取扱説明書を紛失した場合は、メーカーのウェブサイトからダウンロードできる場合があります。 - 暖房回路への水補給(必要な場合):
暖房回路の機種によっては、手動で水を補給する必要がある場合があります。取扱説明書に従って、適切な方法で水を補給してください。
※注意:水補給の方法を誤ると、故障の原因となることがあります。必ず取扱説明書を確認してください。
以下の場合は、ご自身での対処は困難なため、速やかにノーリツの修理業者または専門業者にご連絡ください。
- 上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合
- エラーが頻繁に再発する場合
- 給湯器本体や暖房配管から異音や異臭がする場合
- 給湯器の購入から7年以上経過している場合(交換も視野に入れることを推奨します)
修理費用の目安としては、部品交換が必要な場合、1万円~5万円程度となることが多いです。ただし、状況によって大きく変動しますので、必ず見積もりを取るようにしてください。
エラーコード「E15」は、暖房回路の重大な漏水を示唆する重要なエラーです。放置すると、家屋の損害や給湯器本体の故障につながる可能性があります。早めの対処を心がけ、必要に応じて専門家にご相談ください。
免責事項:本記事に記載されている情報は、あくまで一般的な参考情報として提供されています。ご自身で作業を行う場合は、自己責任において実施してください。作業中の事故や機器の破損について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な場合は、必ず専門業者に依頼してください。特にガス機器の取り扱いには危険が伴うため、素人による作業は推奨しません。

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