注意点: エラーコードの確認や対処を行う際は、必ず給湯器の取扱説明書をよく読み、安全に注意して作業を行ってください。 感電やガス漏れの危険がある場合は、ご自身で作業せず、専門業者に依頼してください。
ノーリツ給湯器のエラーコード643は、「暖房ポンプ異常」を示しています。これは、給湯器内の暖房回路で使用されているポンプが正常に動作していないことを意味します。暖房機能(床暖房、浴室暖房乾燥機など)が使用できなくなったり、お湯の温度が安定しなくなるなどの症状が現れることがあります。
まずは、ご自身で以下の点を確認し、対処を試みてください。
ご自身でできる確認と対処
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給湯器のリセット:
- 給湯器の電源を一度切り、数分待ってから再度電源を入れてください。これにより、一時的なエラーが解消される場合があります。
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暖房配管のエア抜き:
- 暖房配管内にエアが溜まっていると、ポンプの動作を妨げることがあります。
- 各暖房端末(床暖房パネル、浴室暖房乾燥機など)のエア抜き弁を開放し、エアを抜いてください。
- エア抜きの手順は、各暖房端末の取扱説明書をご確認ください。
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暖房配管のフィルター清掃:
- 暖房配管にフィルターが設置されている場合、ゴミや汚れが詰まっているとポンプの負荷が高まります。
- フィルターを取り外し、水洗いまたは掃除機で清掃してください。
- フィルターの位置や取り外し方は、給湯器または暖房システムの取扱説明書をご確認ください。
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暖房ポンプの目視確認(可能な範囲で):
- 給湯器のカバーを開けることができる場合は、暖房ポンプが正常に回転しているかを目視で確認してください。(※感電の恐れがあるため、電源を切ってから行ってください)
- ポンプから異音が発生している場合は、故障の可能性が高いです。
- 注意:給湯器の内部構造は複雑ですので、ご自身で分解したり、無理に触ったりしないでください。
対処法: 上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合は、暖房ポンプ自体の故障が考えられます。
修理が必要な場合の判断基準
- 上記の手順を試してもエラーコード643が消えない場合。
- 暖房ポンプから異音がする場合。
- 暖房機能が全く使用できない場合。
- 給湯器本体から異臭や煙が出ている場合。(直ちに運転を停止し、専門業者に連絡してください)
これらの症状が見られる場合は、ご自身での修理は困難です。速やかにノーリツの修理窓口または、お近くの給湯器修理専門業者に連絡し、点検・修理を依頼してください。
専門業者に依頼するメリット:
- 専門知識と技術を持ったスタッフが対応するため、確実な修理が期待できます。
- 故障原因を特定し、適切な部品交換や修理を行ってくれます。
- 修理後の保証が付く場合があり、安心です。
エラーコード643は、暖房ポンプの故障を示す重要なサインです。放置すると、暖房機能の停止だけでなく、給湯器本体の故障にもつながる可能性があります。早めの対処を心がけましょう。

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