パロマのガスコンロでエラーコード140が表示された場合、それは壁面火災防止装置が作動したことを意味します。このエラーは、コンロ周辺の温度が異常に上昇し、火災の危険性があると判断された場合に表示されます。コンロの安全機能が働いた状態ですが、原因を特定し、適切に対処する必要があります。
考えられる原因
- センサーの故障: 壁面火災防止センサー自体が故障し、誤作動を起こしている可能性があります。センサー内部の電子部品の劣化や断線、短絡などが考えられます。
- センサーの汚れ: センサー表面に油汚れやホコリが付着し、正確な温度検知を妨げている可能性があります。汚れが断熱材のような役割を果たし、異常な温度上昇を誤検知することがあります。
- コンロ周辺の異常な高温: コンロ周辺に可燃物(布巾、キッチンペーパーなど)が置かれていたり、壁との距離が近すぎたりして、異常な高温になっている可能性があります。
- 換気不良: キッチン全体の換気が不十分で、コンロの使用によって室温が異常に上昇している可能性があります。特に夏場や、換気扇の能力が低い場合に起こりやすいです。
- 過度の煮こぼれ: 煮こぼれがセンサーにかかり、センサーを誤作動させている可能性があります。煮こぼれに含まれる塩分などがセンサーの腐食を促進することもあります。
- 基板の故障: コンロ全体の制御基板が故障し、センサーからの信号を誤って解釈している可能性があります。経年劣化や落雷などの影響が考えられます。
- 排気口の詰まり: コンロの排気口が油汚れなどで詰まり、熱がこもってセンサーが作動している可能性があります。
自分で試せる対処法
- コンロ周辺の安全確認: コンロの周囲に燃えやすいものが置かれていないか確認し、取り除いてください。壁との距離が適切であるか確認し、必要に応じてコンロの位置を調整してください。※注意:火傷に注意し、コンロが冷めてから作業してください。
- 換気扇の確認と使用: 換気扇が正常に動作しているか確認し、コンロ使用中は必ず換気扇を回してください。窓を開けて換気を良くすることも有効です。※注意:換気扇のフィルターが汚れている場合は清掃してください。
- コンロの清掃: コンロ全体を清掃し、特にセンサー部分に油汚れや煮こぼれがないか確認してください。柔らかい布で優しく拭き取ってください。※注意:洗剤を使用する場合は、コンロの材質に適したものを選び、十分に洗い流してください。
- 電源のリセット: 一度コンロの電源プラグをコンセントから抜き、1~2分ほど待ってから再度差し込んでください。これにより、コンロの制御システムがリセットされ、エラーが解消されることがあります。※注意:電源プラグを抜く際は、濡れた手で行わないでください。
- 取扱説明書の確認: お手持ちのコンロの取扱説明書をよく読み、エラーコード140に関する記述がないか確認してください。メーカーによっては、独自のリセット方法や対処法が記載されている場合があります。※注意:取扱説明書は大切に保管し、必要な時にすぐに参照できるようにしてください。
- 安全装置のリセット(機種による): 一部の機種では、安全装置のリセットボタンが搭載されている場合があります。取扱説明書を確認し、リセットボタンがあれば、それを押してリセットを試してください。※注意:リセットボタンの位置や操作方法は機種によって異なります。
上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合、またはエラーが頻繁に再発する場合は、専門業者に修理を依頼してください。異音や異臭がする場合は、直ちに使用を中止し、専門業者に連絡してください。また、コンロの購入から7年以上経過している場合は、修理ではなく交換を検討することをおすすめします。修理費用の目安は、部品交換が必要な場合、1万円~3万円程度となることが多いです。ただし、基板交換が必要な場合は、さらに高額になる可能性があります。
エラーコード140は、火災の危険性を示す重要なエラーです。放置せずに、早めに対処することが大切です。ご自身で対処できない場合は、迷わず専門業者に相談してください。
本記事の情報は、一般的な参考情報として提供されています。ご自身で作業される場合は、安全に十分注意し、自己責任で行ってください。作業中の事故や機器の破損について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な場合は、必ず専門業者に依頼することを推奨します。特にガス機器の場合は、取り扱いを誤ると重大な事故につながる可能性があるため、素人作業は絶対に行わないでください。

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