パロマのガスコンロに表示されるエラーコード163は、暖房温度コントロールが正常に機能していないことを意味します。このエラーが発生すると、暖房機能が使用できなくなる、または設定温度と実際の温度が大きく異なるなどの症状が現れることがあります。
考えられる原因
- 温度センサーの故障: 暖房温度を検知するセンサーが故障し、正確な温度情報を制御基板に送れなくなる。センサーの断線や短絡が考えられます。
- 制御基板の故障: ガスコンロ全体の制御を行う基板が故障し、暖房温度の制御信号を正常に処理できなくなる。経年劣化や電子部品の破損が原因となることがあります。
- ガス電磁弁の不具合: ガス供給を制御する電磁弁の動作不良により、設定温度に応じたガス量が供給されなくなる。弁の固着やコイルの断線などが考えられます。
- 配線やコネクタの接触不良: 温度センサーや電磁弁と制御基板を繋ぐ配線やコネクタが緩んでいたり、腐食していたりすると、信号が正常に伝わらなくなる。
- サーミスタの異常: 特定の温度範囲で抵抗値が大きく変化するサーミスタが異常値を検知し、誤った温度制御を行う。
- 暖房回路の詰まり: 暖房回路内に異物が詰まり、正常な熱交換が行われなくなる。水垢や錆などが原因となることがあります。
- 低電圧: 電源電圧が低下すると、正常な動作に必要な電力が供給されず、暖房温度コントロールが不安定になることがあります。
自分で試せる対処法
- 電源のリセット: ガスコンロの電源プラグをコンセントから抜き、1~2分程度待ってから再度差し込んでください。これにより、一時的なエラーが解消されることがあります。※注意:リセット後、正常に動作するか確認してください。
- リモコンのリセット: リモコンにリセットボタンがある場合は、それを押して初期化してください。リモコンの電池残量も確認し、必要であれば新しい電池に交換してください。※注意:リセットボタンの位置や操作方法は、リモコンの取扱説明書をご確認ください。
- フィルターの清掃: ガスコンロの吸気口や排気口にフィルターが付いている場合は、取り外して清掃してください。ホコリやゴミが詰まっていると、燃焼効率が悪くなり、エラーの原因となることがあります。※注意:清掃の際は、必ず電源を切ってから行ってください。
- ガス栓の確認: ガスコンロに繋がっているガス栓が完全に開いているか確認してください。ガス栓が閉まっていると、ガスが供給されず、暖房機能が正常に動作しません。※注意:ガス漏れがないか臭いを確認し、異常があればすぐにガス会社に連絡してください。
- 取扱説明書の確認: ガスコンロの取扱説明書をよく読み、エラーコード163に関する記述がないか確認してください。メーカーによっては、特定のエラーに対する対処法が記載されている場合があります。※注意:取扱説明書に記載されている以外の操作は行わないでください。
- 接続部の確認:ガスコンロ本体と暖房配管の接続部、およびリモコンと本体を繋ぐ配線に緩みや外れがないか確認してください。緩んでいる場合は締め直し、外れている場合は正しく接続してください。※注意:配管接続部の締め付けは、ガス漏れの原因となるため慎重に行ってください。
上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合、またはエラーが頻繁に再発する場合は、専門業者に修理を依頼してください。異音や異臭がする場合は、直ちに使用を中止し、ガス会社またはメーカーに連絡してください。また、ガスコンロの購入から7年以上経過している場合は、修理よりも交換を検討することをおすすめします。修理費用の目安は、部品交換が必要な場合、1万円~3万円程度となることが多いです。ただし、基板交換が必要な場合は、さらに高額になる可能性があります。
エラーコード163は、暖房温度コントロールに関する重要なエラーです。放置すると暖房機能が正常に使用できなくなるだけでなく、他の部品の故障につながる可能性もあります。早めの対処を心がけ、必要に応じて専門家にご相談ください。
本記事に記載されている情報は、あくまで一般的な参考情報であり、全ての状況に当てはまるわけではありません。ご自身で作業される場合は、安全に十分注意し、自己責任で行ってください。作業中の事故や機器の破損について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な場合は、必ず専門業者に依頼することを推奨します。特にガス機器の取り扱いには危険が伴うため、素人作業は絶対におやめください。

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