このエラーコード321は、パロマのガスコンロにおける給湯内胴サーミスタの断線を意味します。給湯機能が正常に動作せず、お湯が出なくなる、または温度が安定しないといった症状が現れる可能性があります。
考えられる原因
- 給湯内胴サーミスタの故障: サーミスタ自体が経年劣化や衝撃によって断線している可能性があります。サーミスタは温度を感知するセンサーであり、故障すると正確な温度情報を制御基板に送ることができなくなります。
- サーミスタの配線不良: サーミスタと制御基板を繋ぐ配線が断線、接触不良、または腐食している可能性があります。特に接続部分で発生しやすいです。
- 制御基板の故障: 制御基板が故障し、サーミスタからの信号を正しく認識できない、またはサーミスタに適切な電圧を供給できていない可能性があります。基板上の部品の劣化や損傷が原因となることがあります。
- コネクタの接触不良: サーミスタと制御基板を接続するコネクタ部分の接触不良が考えられます。振動や経年劣化により、コネクタが緩んだり、接点が酸化したりすることがあります。
- サーミスタ周辺の環境要因: 極端な温度変化や湿気、振動などがサーミスタや配線に影響を与え、断線を引き起こす可能性があります。
- 外的要因による損傷: 過去にガスコンロを移動させた際や、清掃時に誤って配線を引っ張ってしまったなど、外的要因によるサーミスタや配線の損傷が考えられます。
- ノイズの影響: 周辺機器からの電磁ノイズがサーミスタの信号に影響を与え、誤った温度情報を基板に伝えている可能性があります。
自分で試せる対処法
- 電源のリセット: ガスコンロの電源プラグをコンセントから抜き、1〜2分程度待ってから再度差し込んでください。これにより、一時的なエラーが解消されることがあります。※注意:リセット後、しばらく時間をおいてから再度給湯機能をお試しください。
- リモコンのリセット操作: ガスコンロのリモコンにリセットボタンがある場合は、それを押してリセットしてください。リモコンの取扱説明書を確認し、正しいリセット方法で行ってください。※注意:リモコンの種類によってはリセット方法が異なります。
- ガス栓の確認: ガスコンロに繋がっているガス栓が完全に開いているか確認してください。ガス栓が閉まっている、または十分に開いていない場合、正常に動作しないことがあります。※注意:ガス栓の開閉は慎重に行い、異常を感じたらガス会社に連絡してください。
- 接続部の緩みやコネクタ外れの確認: (可能な範囲で)ガスコンロ内部のサーミスタと基板を繋ぐ配線やコネクタに緩みや外れがないか確認してください。※注意:ガスコンロ内部の分解は危険を伴うため、必ず電源を切り、ガスの供給を止めてから行ってください。自信がない場合は専門業者に依頼してください。
- 取扱説明書の確認: ガスコンロの取扱説明書を再度確認し、エラーコードに関する記述や対処法が記載されていないか確認してください。※注意:取扱説明書には、特定の機種に固有の情報が記載されている場合があります。
- 室温の確認: 極端に室温が低い場合、給湯器が凍結防止機能を作動させている可能性があります。室温が低い場合は、室温を上げてから再度試してみてください。※注意:凍結防止機能の作動中は、通常とは異なる動作をする場合があります。
以下の場合は、安全のためにも専門業者に修理を依頼してください。
- 上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合
- エラーが頻繁に再発する場合
- ガスコンロから異音や異臭がする場合
- ガスコンロの購入から7年以上経過している場合は、修理ではなく交換も検討してください。
修理費用の目安は、部品交換が必要な場合、1万円〜3万円程度となることが多いです。ただし、機種や修理内容によって費用は異なります。
エラーコード321は、給湯機能に直接影響する重要なエラーです。放置するとお湯が使えなくなるだけでなく、他の部品への負担も大きくなる可能性があります。早めに対処することで、より大きな故障を防ぐことができます。
本記事に記載されている情報は、あくまで一般的な参考情報です。ご自身で作業される場合は、安全に十分注意し、自己責任で行ってください。作業中の事故や機器の破損について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な場合は、必ず専門業者に依頼することを強く推奨します。特にガス機器の取り扱いには危険が伴いますので、素人作業は絶対におやめください。

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