【パロマ(ガスコンロ)】エラーコード「820」の原因と対処法(ガス種別制御データ異常)

このエラーコード820は、パロマのガスコンロにおける「ガス種別制御データ異常」を示しています。これは、コンロが認識しているガス種別(都市ガスまたはプロパンガス)に関するデータに異常が発生し、正常な燃焼制御が行えない状態です。このエラーが発生すると、コンロが点火しなかったり、途中で消火したりする可能性があります。

考えられる原因

  • ガス種別設定の誤り: コンロの設定が、実際に供給されているガス種別と異なっている可能性があります。
  • 制御基板の故障: コンロの制御基板が経年劣化や電気的なショックにより故障し、ガス種別データを正しく読み込めない場合があります。
  • ガス種別切替スイッチの不具合: ガス種別を切り替えるスイッチが搭載されている場合、そのスイッチの接触不良や故障が考えられます。
  • データ保存用ROMの破損: ガス種別データが保存されているROM(読み出し専用メモリ)が、何らかの原因で破損している可能性があります。
  • 配線やコネクタの接触不良: ガス種別に関する信号を伝達する配線やコネクタが、振動や経年劣化で緩んだり、腐食したりしている場合があります。
  • ノイズの影響: 周囲の電気製品から発生するノイズが、ガス種別データの読み取りに影響を与えている可能性があります。
  • 雷サージの影響: 落雷などによる過電圧(雷サージ)が、制御基板や関連部品にダメージを与えた可能性があります。

自分で試せる対処法

  1. 電源のリセット: まずはコンロの電源プラグをコンセントから抜き、1~2分ほど待ってから再度差し込んでください。これにより、一時的なエラーが解消されることがあります。※注意:感電防止のため、必ず乾いた手で行ってください。
  2. ガス栓の確認: ガスコンロに繋がっているガス栓が完全に開いているか確認してください。ガス栓が閉まっていると、ガスが供給されずエラーの原因となることがあります。※注意:ガス漏れがないか確認し、少しでも異臭がする場合はすぐにガス会社に連絡してください。
  3. ガス種別設定の確認(取扱説明書参照): お手持ちのガスコンロの取扱説明書を参照し、ガス種別の設定が正しいか確認してください。誤った設定になっている場合は、正しいガス種別に設定し直してください。※注意:設定方法が不明な場合は、無理に操作せず、メーカーのサポートセンターに問い合わせてください。
  4. 他のガス機器の確認: 他のガス機器(給湯器など)が正常に動作するか確認してください。他のガス機器も同様にエラーが発生している場合は、ガス供給自体に問題がある可能性があります。※注意:ガス漏れの可能性がある場合は、絶対に火気を使用せず、窓を開けて換気し、ガス会社に連絡してください。
  5. コンロ周りの清掃: コンロ周りにゴミや油汚れなどが溜まっていると、センサーの誤作動を引き起こす可能性があります。コンロ周りを清掃し、センサー部分に汚れがないか確認してください。※注意:清掃の際は、必ずコンロの電源を切り、十分に冷めてから行ってください。
上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合、またはエラーが頻繁に再発する場合は、専門業者に点検・修理を依頼してください。また、コンロから異音や異臭がする場合は、直ちに使用を中止し、専門業者に連絡してください。特に、購入から7年以上経過している場合は、安全のためにも交換を検討することをおすすめします。修理費用の目安は、部品交換が必要な場合、1万円~3万円程度となることが多いです。ただし、基板交換が必要な場合は、さらに高額になる可能性があります。

エラーコード820は、ガスコンロの安全な使用に関わる重要なエラーです。放置せずに、早めに対処するようにしてください。ご自身で解決できない場合は、迷わず専門業者に相談することをおすすめします。

本記事に記載されている情報は、あくまで一般的な参考情報であり、全ての状況に当てはまるわけではありません。ご自身で作業される場合は、安全に十分注意し、自己責任で行ってください。作業中の事故や機器の破損について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な場合は、必ず専門業者に依頼することを推奨します。特にガス機器の場合は、取り扱いを誤ると重大な事故につながる可能性があるため、素人作業は絶対におやめください。

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