パロマのガスコンロでエラーコード920が表示された場合、それは中和剤減少報知を意味します。このエラーは、コンロ内部の排気中和装置で使用されている中和剤が減少していることを知らせるものです。放置すると排気ガスが適切に処理されず、安全性に影響を与える可能性があります。
考えられる原因
- 中和剤の自然消耗: 中和剤は使用とともに徐々に消耗します。使用頻度が高いほど、消耗も早まります。
- 中和剤タンクの液漏れ: タンクや接続部に亀裂や緩みがあると、中和剤が漏れて減少することがあります。
- 中和剤供給ポンプの故障: 中和剤を供給するポンプが正常に作動しない場合、中和剤が適切に供給されず、減少と判断されることがあります。
- センサーの誤作動: 中和剤の残量を検知するセンサーが故障し、実際には中和剤が残っているにもかかわらず、減少していると誤って判断することがあります。
- 制御基板の不具合: コンロ全体の制御を行う基板に不具合が発生し、誤った信号をセンサーから受け取ったり、誤った指示を出したりすることがあります。
- 長期間の使用による劣化: コンロ自体の経年劣化により、関連部品の機能が低下し、中和剤の減少を招くことがあります。
自分で試せる対処法
- ガスコンロの電源リセット: まずはガスコンロの電源プラグをコンセントから抜き、1~2分ほど待ってから再度差し込んでください。これにより、一時的なエラーが解消されることがあります。※注意:電源プラグを抜く際は、濡れた手で行わないでください。
- ガスコンロのリセット操作: ガスコンロにリセットボタンやリセット機能がある場合は、取扱説明書を参照してリセット操作を行ってください。※注意:リセット方法は機種によって異なりますので、必ず取扱説明書を確認してください。
- 中和剤タンク周辺の確認: 中和剤タンクやその周辺に液漏れがないか目視で確認してください。もし液漏れが見つかった場合は、直ちにガス栓を閉めて使用を中止し、専門業者に連絡してください。※注意:ガス臭がする場合は、換気を十分に行い、火気の使用は厳禁です。
- 排気口の確認: 排気口が詰まっていないか確認してください。排気口にゴミやホコリが詰まっていると、正常な排気が妨げられ、エラーの原因となることがあります。※注意:排気口が高温になっている場合があるので、十分に冷めてから作業を行ってください。
- 取扱説明書の確認: お手持ちのガスコンロの取扱説明書を再度確認し、エラーコード920に関する記述がないか確認してください。メーカーによっては、独自の対処法が記載されている場合があります。※注意:取扱説明書は大切に保管し、必要に応じて参照してください。
以下の場合は、安全のためにもご自身で対処せず、必ず専門業者に修理を依頼してください。
- 上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合
- エラーが頻繁に再発する場合
- ガスコンロから異音や異臭がする場合
- ガスコンロの購入から7年以上経過している場合(交換も検討)
修理費用の目安は、部品交換が必要な場合、1万円~3万円程度となることが多いです。ただし、機種や修理内容によって異なりますので、事前に見積もりを取ることをお勧めします。
エラーコード920は、ガスコンロの安全性に関わる重要なエラーです。放置すると一酸化炭素中毒などの危険性も考えられますので、早めの対処が必要です。自分で対処できない場合は、必ず専門業者に相談してください。
本記事の情報はあくまで一般的な参考情報であり、すべての状況に当てはまるわけではありません。ご自身で作業される場合は、安全に十分注意し、自己責任で行ってください。作業中の事故や機器の破損について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な場合は、必ず専門業者に依頼することを推奨します。特にガス機器の場合は、素人作業は非常に危険ですので絶対におやめください。

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