このエラーコード993は、リンナイのガスコンロにおいて暖房燃焼に異常が発生し、機器が停止した状態を示します。暖房機能が使用できなくなるだけでなく、安全上の問題にも繋がる可能性があるため、早急な対応が必要です。
考えられる原因
- 暖房回路の不完全燃焼:ガスと空気の混合比が適切でない場合、不完全燃焼が発生し、エラーコードが表示されることがあります。
- 炎検知器(フレームロッド)の汚れや故障:炎を検知するセンサーが汚れていたり、故障していたりすると、正常に燃焼しているにも関わらず、燃焼していないと判断されることがあります。
- 点火プラグの汚れや劣化:点火プラグが汚れていたり、劣化していると、正常に点火できず、燃焼が開始されないことがあります。
- ガス供給の遮断:ガス栓が閉まっている、またはガス供給が一時的に遮断されている場合、燃焼に必要なガスが供給されず、エラーが発生します。
- 排気経路の閉塞:排気筒や排気口が異物で塞がれていると、排気がスムーズに行われず、燃焼状態が悪化し、異常燃焼として検知されることがあります。
- 制御基板の故障:コンロ全体の制御を司る基板が故障している場合、誤った信号を検知したり、正常な制御ができなくなることがあります。
- サーミスタ(温度センサー)の異常:温度を検知するサーミスタが故障し、異常な温度を検知すると、安全装置が働き燃焼を停止させることがあります。
自分で試せる対処法
- ガス栓の確認:ガスコンロに繋がっているガス栓が完全に開いているか確認してください。閉まっている場合は、全開にしてください。※注意:ガス漏れの臭いがする場合は、絶対にガス栓を開けずに、ガス会社に連絡してください。
- 電源のリセット:ガスコンロの電源プラグをコンセントから抜き、1~2分ほど待ってから再度差し込んでください。これにより、一時的なエラーが解消されることがあります。※注意:タイマー付きコンセントの場合は、タイマー設定も確認してください。
- 安全装置のリセット:過熱防止センサーなどが作動している場合、リセットボタンがある機種ではリセットボタンを押してください。取扱説明書に記載されているリセット方法を確認してください。※注意:リセットボタンがない機種もあります。
- 排気口の清掃:排気口にゴミやホコリが詰まっていないか確認し、掃除機などで清掃してください。排気口が塞がれていると、不完全燃焼の原因となります。※注意:排気口が高温になっている場合は、冷めてから作業してください。
- 電池の交換(電池式の場合):乾電池で動いている機種の場合、電池残量が不足していると正常に点火しないことがあります。新しい電池に交換してください。※注意:電池の向きを間違えないように注意してください。
- エラー解除操作:機種によっては、特定の手順でエラーを解除できる場合があります。取扱説明書を確認し、エラー解除の手順を試してください。※注意:誤った操作は機器の故障につながる可能性があります。
以下の場合は、安全のためにも専門業者への依頼を強く推奨します。
- 上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合
- エラーが頻繁に再発する場合
- ガス臭いなど、異常な臭いがする場合
- コンロの購入から7年以上経過している場合(部品の入手が困難になる場合や、経年劣化による他の故障のリスクが高まります)
修理費用の目安としては、部品交換が必要な場合、1万円~3万円程度となることが多いですが、状況によって大きく変動します。
エラーコード993は、ガスコンロの暖房機能における重大な異常を示唆しています。放置すると、機器の故障だけでなく、一酸化炭素中毒などの事故につながる可能性もあります。早めの対処、そして必要であれば専門家への相談をご検討ください。
本記事に記載されている情報は、あくまで一般的な参考情報として提供されています。ご自身で作業を行う場合は、必ず自己責任において実施してください。作業中の事故や機器の破損について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な場合は、必ず専門業者に依頼してください。特にガス機器の取り扱いには危険が伴うため、素人による作業は推奨しません。

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