このエラーコードE36は、リンナイのガスコンロにおける燃焼検出装置系統の異常を示しています。燃焼を正常に検知できない状態であるため、ガスコンロが点火しない、または点火してもすぐに消えてしまうといった症状が現れます。
考えられる原因
- フレームロッド(炎検知器)の汚れや劣化: フレームロッドは炎が正常に燃焼しているかを検知する部品です。汚れや劣化により、正常に炎を検知できなくなることがあります。
- フレームロッドの断線や接続不良: フレームロッドに繋がる配線が断線していたり、接続部分が緩んでいたりすると、信号が正常に伝わらずエラーが発生します。
- 点火プラグの汚れや劣化: 点火プラグが汚れていたり、劣化していたりすると、正常に点火できず、燃焼検出装置がエラーを検知する場合があります。
- 燃焼制御基板の故障: 燃焼を制御する基板が故障していると、フレームロッドからの信号を正しく処理できず、エラーが発生することがあります。基板の経年劣化や電子部品の損傷が原因として考えられます。
- ガス供給の異常: ガスの供給が不安定であったり、ガス圧が低すぎたりすると、正常な燃焼が維持できず、エラーが発生する可能性があります。
- 排気口の詰まり: 排気口が詰まっていると、燃焼に必要な空気が供給されず、不完全燃焼を起こし、エラーを誘発することがあります。
- センサー自体の故障: 燃焼検出センサーそのものが故障している場合、誤った情報を基板に送るためエラーが発生します。
自分で試せる対処法
- ガスコンロの電源リセット: まずはガスコンロの電源プラグをコンセントから抜き、1~2分程度待ってから再度差し込んでください。これにより、一時的な誤作動が解消されることがあります。※注意:電源プラグを抜く際は、濡れた手で行わないでください。
- ガスコンロのリセット操作: ガスコンロにリセットボタンやリセット機能がある場合は、取扱説明書に従ってリセット操作を行ってください。※注意:機種によってリセット方法が異なりますので、必ず取扱説明書を確認してください。
- ガス栓の確認: ガス栓が完全に開いているか確認してください。閉まっている場合は全開にしてください。また、ガスホースに折れ曲がりがないか確認してください。※注意:ガス漏れの疑いがある場合は、絶対に火気を使用せず、ガス会社に連絡してください。
- ガスコンロ周りの清掃: ガスコンロのバーナー周りや排気口にゴミや油汚れが付着していないか確認し、清掃してください。特に、フレームロッド(炎検知器)周辺は丁寧に清掃してください。※注意:清掃の際は、必ずガスコンロが冷えている状態で行ってください。
- 取扱説明書の確認: お手持ちのガスコンロの取扱説明書をよく読み、エラーコードE36に関する記述や対処法がないか確認してください。※注意:取扱説明書は大切に保管し、いつでも確認できるようにしておきましょう。
- 他のガス機器の確認: 他のガス機器(給湯器など)が正常に作動するか確認し、ガス供給自体に問題がないか確認してください。※注意:複数のガス機器で不具合が発生している場合は、ガス会社への連絡をおすすめします。
上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合、またはエラーが頻繁に再発する場合は、専門業者に修理を依頼してください。また、ガスコンロから異音や異臭がする場合は、直ちに使用を中止し、専門業者に連絡してください。購入から7年以上経過している場合は、修理だけでなく交換も検討することをおすすめします。修理費用の目安は、部品交換が必要な場合、1万円~3万円程度となることが多いですが、基板交換など大掛かりな修理が必要な場合は、それ以上の費用がかかることもあります。
エラーコードE36は、ガスコンロの安全に関わる重要なエラーです。放置すると、不完全燃焼による一酸化炭素中毒などの危険性もあります。早めに原因を特定し、適切な対処を行うようにしてください。ご自身で解決できない場合は、迷わず専門業者に相談することをおすすめします。
本記事に記載されている情報は、あくまで一般的な参考情報であり、全ての状況に当てはまるわけではありません。ご自身で作業される場合は、安全に十分注意し、自己責任で行ってください。作業中の事故や機器の破損について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な場合は、必ず専門業者に依頼することを推奨します。特にガス機器の修理は、専門知識と技術が必要であり、素人作業は非常に危険ですので絶対に行わないでください。

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