ご注意ください! エラーコードE60は、エアコンの心臓部である圧縮機(コンプレッサー)に関連する深刻なエラーです。ご自身で対応される場合は、必ずエアコンの電源を切り、取扱説明書をよく読んでから作業を行ってください。感電や怪我の恐れがあります。
三菱重工製エアコンでエラーコードE60が表示された場合、これは「圧縮機ロータ位置検出異常」を意味します。簡単に言うと、コンプレッサー内部のローター(回転子)の位置を正確に検知できていない状態です。この状態が続くと、エアコンは正常に冷暖房運転ができなくなります。
エラーE60の主な原因
- コンプレッサー本体の故障: ローター位置を検出するセンサーや、ローター自体が物理的に破損している可能性があります。
- センサーの配線不良: センサーから制御基板への配線が断線、接触不良を起こしている場合があります。
- 制御基板の故障: コンプレッサーを制御する基板が故障し、誤った信号を送っている可能性があります。
- ノイズの影響: 電源環境や周辺機器からのノイズが、センサーの信号を妨害している可能性があります。
ご自身でできる確認と対処法
以下の手順で、ご自身でできる範囲で確認と対処を試してみてください。
- エアコンの電源を切り、コンセントを抜いてください。 安全のため、必ず電源を切ってから作業してください。
- 10分ほど待ってから、再度コンセントを差し込み、エアコンの電源を入れてみてください。 一時的なエラーであれば、これで解消されることがあります。
- エアコンのフィルターが汚れていないか確認してください。 フィルターの汚れは、エアコンの性能低下につながり、他のエラーを引き起こす原因になることがあります。
- 室外機周辺に障害物がないか確認してください。 室外機の吸込口や吹出口が塞がれていると、エアコンの運転に支障をきたすことがあります。
- 他の電化製品の影響を確認してください。 エアコンと同時に使用している電化製品を一時的に停止し、エラーが解消されるか確認してください。(特に大型の電化製品)
対処法: 上記の手順を試してもエラーが解消されない場合は、残念ながらご自身での修理は困難です。コンプレッサーや制御基板の修理・交換が必要となる可能性が高く、専門的な知識と技術が必要になります。
修理が必要な場合の判断基準
- 上記の手順をすべて試しても、エラーコードE60が解消されない場合。
- エアコンから異音や異臭がする場合。
- エアコンの冷暖房能力が著しく低下している場合。
- エラーが頻繁に発生する場合。
これらのいずれかに該当する場合は、速やかに三菱重工のサービスセンター、またはお近くの信頼できるエアコン修理業者に連絡し、点検・修理を依頼してください。エラーコードE60は放置すると、コンプレッサーの故障を悪化させ、修理費用が高額になる可能性があります。
重要な注意点: エアコンの内部には高電圧部品が多数存在します。ご自身で分解・修理を試みると、感電や火災の危険性があります。絶対に分解・修理は行わないでください。
安全のため、専門家による点検・修理をお勧めします。お困りの際は、お気軽にご相談ください。

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