注意点: エラーコードE44は、エアコンの冷媒系統に関わる重要な異常を示しています。ご自身で作業を行う場合は、必ずエアコンの電源を切り、取扱説明書をよく読んでから行ってください。感電や怪我の恐れがあります。また、冷媒ガスは専門知識がないと安全に取り扱うことができません。不安な場合は、無理せず専門業者に依頼してください。
三菱重工製エアコンでエラーコードE44が表示された場合、これは「液バック・ドーム下温度異常」を意味します。簡単に言うと、エアコンの冷媒が正常な状態で循環せず、圧縮機(コンプレッサー)に液体状の冷媒が過剰に流れ込んでいるか、コンプレッサー付近の温度が異常に高くなっている状態です。
考えられる原因
- 冷媒ガス不足/過多: 冷媒ガスの量が適正でない場合、液バックが発生しやすくなります。
- 冷媒回路の詰まり: 配管やフィルターなどが詰まっていると、冷媒の流れが阻害され、液バックの原因となります。
- 室外機の故障: 室外機内の部品(ファンモーター、コンプレッサーなど)の故障が原因で、冷媒の循環がうまくいかないことがあります。
- ドレン詰まり: ドレンホースが詰まっていると、室内機内部で結露水が溜まり、液バックを引き起こす可能性があります。
- ドーム下温度センサーの故障: 温度センサーが故障している場合、誤った温度情報を検知し、エラーを表示することがあります。
自分でできる応急処置
- エアコンの電源を切る: まずはエアコンの運転を停止し、電源プラグを抜いてください。
- 室外機の確認: 室外機周辺に障害物がないか確認してください。風通しを良くすることも重要です。
- フィルターの清掃: 室内機のエアフィルターが汚れていると、冷却効率が低下し、液バックの原因となることがあります。フィルターを清掃してください。
- ドレンホースの確認: ドレンホースが詰まっていないか確認してください。詰まっている場合は、掃除機などで吸い出すか、市販のドレンホースクリーナーを使用してみてください。
- 再起動: 30分ほど時間をおいてから、エアコンの電源を入れ直してみてください。
対処法: 上記の応急処置を試してもエラーが解消されない場合は、冷媒ガス漏れ、冷媒回路の詰まり、コンプレッサーの故障など、専門的な知識や技術が必要な問題が考えられます。
修理が必要な場合の判断基準
- 応急処置を試してもエラーが解消されない場合: 何度か試してもエラーコードE44が繰り返し表示される場合は、専門業者への依頼が必要です。
- エアコンの冷えが悪い場合: エラー表示とともに、エアコンの冷房能力が著しく低下している場合は、冷媒ガス漏れなどの可能性があります。
- 異音や異臭がする場合: 室外機から異音や異臭がする場合は、内部部品の故障が考えられます。
- 自分で修理できないと感じた場合: 無理に修理しようとすると、状況を悪化させる可能性があります。少しでも不安を感じたら、専門業者に相談してください。
専門業者に依頼する際は、エラーコードE44が表示されていること、試した応急処置の内容を伝えると、スムーズな対応が期待できます。
三菱重工エアコン修理受付窓口: 三菱重工の公式サイトで最寄りのサービスステーションを検索するか、カスタマーサポートセンターにお問い合わせください。

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