三菱重工の家庭用エアコンでエラーコードE35が表示された場合、それは室外熱交換器の温度異常を示しています。これは、エアコンの室外機にある熱交換器(フィンと呼ばれる金属製の部分)の温度が異常に高い、または低い状態であることを意味します。このエラーは、エアコンの冷暖房能力の低下や停止につながる可能性があります。
注意点: ご自身で作業を行う際は、必ずエアコンの電源を切り、安全を確保してください。高所での作業は特に注意が必要です。自信がない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。
ご自身でできる確認と対処
まずは以下の点を確認し、対処を試みてください。
-
室外機の周囲の確認:
- 室外機の周囲に物を置いていませんか?障害物があると空気の流れが悪くなり、熱交換器の温度が上昇する可能性があります。
- 室外機の吹き出し口や吸い込み口が、ゴミや落ち葉などで塞がれていませんか?
- 室外機の周辺に十分なスペース(前面、側面、背面それぞれ50cm以上)が確保されているか確認してください。
対処法: 室外機の周囲の障害物を取り除き、吹き出し口や吸い込み口を清掃してください。 -
室外熱交換器の清掃:
- 室外機の熱交換器(フィン)にホコリや汚れが付着していませんか?
対処法: 柔らかいブラシや掃除機で、熱交換器の表面のホコリや汚れを丁寧に清掃してください。フィンが曲がらないように注意してください。市販のエアコン洗浄スプレーを使用する場合は、取扱説明書をよく読んでから使用してください。 -
フィルターの清掃:
- 室内機のフィルターが汚れていませんか?フィルターの汚れは、エアコンの効率を低下させ、室外機の負担を増やす原因となります。
対処法: 室内機のフィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取るか、水洗いしてください。完全に乾かしてから、元に戻してください。 -
エアコンのリセット:
- 一度エアコンの電源を切り、数分待ってから再度電源を入れてみてください。
対処法: エアコンのリモコン、またはブレーカーで電源を切り、5分ほど待ってから再度電源を入れます。
修理が必要な場合の判断基準
上記の手順を試してもエラーコードE35が解消されない場合は、以下の原因が考えられ、専門業者による修理が必要となる可能性が高いです。
- 冷媒ガス漏れ: 冷媒ガスが不足していると、熱交換が正常に行われず、温度異常が発生する可能性があります。
- 室外機ファンモーターの故障: ファンモーターが故障すると、熱交換器の冷却がうまくいかず、温度が異常になることがあります。
- 室外熱交換器のセンサー故障: 温度センサーが故障すると、正確な温度を検知できず、誤ったエラーを表示する可能性があります。
- 制御基板の故障: エアコン全体の制御を行う基板が故障すると、様々なエラーが発生する可能性があります。
- 圧縮機(コンプレッサー)の故障: エアコンの心臓部である圧縮機が故障すると、冷媒ガスを循環させることができず、冷暖房能力が低下したり、エラーが発生したりします。
これらの症状が見られる場合は、ご自身での修理は困難です。三菱重工のサービスセンター、または信頼できるエアコン修理業者に連絡し、点検・修理を依頼してください。修理の際には、エラーコードE35が表示されたこと、および試した対処法を伝えるようにしましょう。

コメント