注意点:エアコンの修理・点検作業は、感電や怪我の危険を伴う場合があります。ご自身で作業を行う場合は、必ず電源を切り、安全に十分注意してください。自信がない場合は、専門業者にご依頼ください。
三菱電機のエアコンでエラーコード6600が表示された場合、これはM-NETアドレス二重定義エラーを意味します。これは、複数の室内機が同じM-NETアドレス(グループアドレス)を使用している場合に発生します。簡単に言うと、エアコン同士が「誰が誰だか分からなくなっている」状態です。
このエラーは、主に以下の状況で発生しやすいです。
- 複数のエアコンを設置・設定する際に、誤って同じアドレスを割り当ててしまった。
- エアコンの設定変更後、アドレスが重複してしまった。
- 制御システムに問題が発生している。(まれ)
自分でできる対処法
以下の手順で、ご自身でM-NETアドレスの重複を解消できる可能性があります。
- エアコンの電源を全てOFFにする:まずは、エラーが発生している系統のエアコン(室内機、室外機)全ての電源を切ってください。ブレーカーを落とすのが確実です。
- リモコンでアドレス設定を確認・変更する:
三菱電機のエアコンのリモコンには、通常、アドレス設定を変更できる機能が備わっています。リモコンの取扱説明書を参照して、以下の手順で各室内機のアドレスを確認し、重複しているアドレスを変更してください。
- リモコンの「設定」または「アドレス設定」メニューを開く。(機種によって名称が異なります)
- 各室内機ごとに、異なるM-NETアドレス(通常は1~64の範囲)を設定する。重複がないように、一つずつ確認しながら設定してください。
- 設定が終わったら、リモコンで運転モード(冷房など)を選択し、エアコンが正常に動作するか確認する。
- 室外機のリセット(必要な場合):室内機のアドレス変更後もエラーが解消しない場合は、室外機のリセットが必要になることがあります。室外機のリセット方法は機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。通常は、室外機の電源を落とし、数分後に再度電源を入れることでリセットされます。
- 再起動と確認:全てのエアコン(室内機と室外機)の電源を入れ直し、エラーコードが消えているか確認してください。
対処法:上記の手順で、各室内機に異なるM-NETアドレスを割り当てることで、アドレスの重複を解消できます。リモコン操作に自信がない場合は、取扱説明書をよく読んでから作業を行ってください。
修理が必要な場合の判断基準
以下の場合は、ご自身での解決が難しく、専門業者による修理が必要となる可能性が高いです。
- 上記の手順を試しても、エラーコードが消えない。
- リモコンでアドレス設定を変更できない。(リモコンの故障の可能性も含む)
- 複数のエアコンで同時にエラーが発生し、原因が特定できない。
- エアコンの内部部品(制御基板など)が故障している疑いがある。
- 室外機のエラーランプが点滅している。(点滅パターンによって故障箇所が特定できる場合もあります)
これらの症状が見られる場合は、三菱電機の修理相談窓口、または信頼できるエアコン修理業者に連絡し、点検・修理を依頼してください。無理に自分で修理しようとすると、状態を悪化させる可能性があります。
専門業者に依頼するメリット:
- 専門的な知識と技術で、原因を特定し、適切な修理を行ってくれる。
- 専用の工具や測定器を使用し、安全かつ確実な作業を行ってくれる。
- 修理後の保証が付いている場合がある。
エラーコード6600は、比較的よく発生するエラーですが、原因を特定し、適切な対処を行えば、多くの場合、解決可能です。この記事が、皆様のトラブル解決の一助となれば幸いです。

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